豊胸手術の基礎知識
美しいバストを手に入れたい。とはいえ、手術にはリスクや不安はつきものです。ここでは、豊胸手術にあたっての基礎知識をご紹介します。
実は日本における豊胸手術の歴史は1950年代から、すでに60年以上もあります。その間に副作用や、シリコンの発がん性などが認知され、この60年で技術は格段に進歩し、リスクが圧倒的に抑えられ、近年では安全面が格段に向上してきています。このような現代だからこそ、豊胸手術が多くの女性のオプションになってきたといえるでしょう。
豊胸手術の流れとは?
1.カウンセリング 最初はクリニックでカウンセリングを実施。
自分の希望や不安をしっかり伝え、また、クリニック側から自分にあった手術方法やメリットやリスクなどきちんと説明を受けましょう。
2.手術に同意 安全面や手術方法、内容などを確認し、どのクリニックで豊胸手術を受けるかを決定した場合は、手術に同意します。
同意後は、血液検査などの準備や、仕上がりイメージなどの相談をしていきます。
3.手術 麻酔のうえで手術を実施。麻酔は局所麻酔で行われることがほとんどと言われています。
手術方法は挿入する物質によって違ってきます。 脂肪注入やヒアルロン酸注入の場合は注射で注入、シリコンバックはわきの下を切開して挿入していきます。施術時間は1時間~2時間半程度で、ほとんどの場合は、手術当日に帰宅が可能です。
4.術後処置
数日後~1週間後にわたりガーゼ交換、バスとマッサージ、抜糸などの術後の処置を実施します。 手術による傷や挿入物が落ち着くまでは多少の痛みはあると言われています。痛みは人それぞれで、 強い痛みを感じる場合もありますし、バストが拘縮を起こして胸の手触りや見栄えに変化があるケースがありますので、事前にリスクは把握しておきましょう。
5.経過観察 術後に痛みを感じなくなってきても、その後、1カ月程度は、腕を高く上げるなど激しい動きは避けることが重要です。術後1か月程度で経過観察のため、通院をします。
豊胸術の種類
1.コンデンスリッチ豊胸術・・・
現在注目を浴びている最新技術の豊胸術です。従来の脂肪注入法をより高度にリスクを減らし、アメリカFDA(アメリカ食品・医薬品局)の認可を受けており、コンデンスリッチファット協会の認定を受けたクリニックでしか施術ができない技術です。その特徴は、自身から、採取した脂肪を外気に触れず遠心分離にかけ、しこり、石灰化や脂肪壊死の原因になる不純物を除去し、このコンデンス(濃縮)技術で生成されたキレイな脂肪を注入すること。痩せ型から肥満型まで、あらゆる体型の人が利用でき、定着率は80%。石灰化は0%、さらに手術時間も従来の脂肪注入法と比較して半分以下と体へ負担が軽く、安全性が高いものとされています。
2.ヒアルロン酸注入法(注射法)・・・
メスを使用しないので手軽に受けられる豊胸法です。ワキの下の目立たない部分からバストに向けてヒアルロン酸を注入します。左右で約10分~30分程度と短時間の手術ですし、メスを使用しないためメスを入れたくない人におすすめです。注入量によってバストの大きさを変えることができるのが特徴です。
3.人工乳腺法(バッグ挿入法)・・・
人工的に作られた豊胸バックを挿入して理想のバストを作る手術法です。バックの種類がたくさんありますので、自分の希望に合ったものを選ぶ事ができます。ヒアルロン酸注入法と違い、10年以上の長い期間、バストアップの効果が持続するのが特徴です。基本的に入院の必要はありませんが、時として必要になる場合もあります。
3.脂肪注入法・・・
太もも、お尻、下腹部など自身の脂肪を吸引し、バストに注入する方法です。異物反応などの心配がなく体への負担が少ないためリスクが低く、仕上がりが自然であると言われています。また、脂肪吸引により、気になる部分がやせられて、バストアップをするため、メリハリある美しいボディラインを手に入れられます。
自分の血液から抽出した濃厚な成長因子(自己多血小板血漿)を加えることで、脂肪の定着率をあげられるようになってきています。
実績や口コミで徹底比較!
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